オーナー様 電気トラブルになる前にご相談ください。

港区 青山の管理物件で受変電設備(キュービクル式)の更新工事を行いました。

築年数もだいぶ経過しているので、停電や波及事故が起こる前にオーナー様へ説明をさせて頂きました。

今回は古くなった受変電設備の交換を提案をさせてもらい、事故の危険性の回避、そして将来時代背景による使用可能電力UPに備えます。(テナント様の最大使用電力が上がる→テナント募集の上でとても有利になります。)
オーナー様にはその旨をご説明させて頂き、ご理解を頂いたので工事の準備の開始です。

工事には東京電力様の協力が不可欠です。
まずは弊社で工事を申請します。

工事の際は6600ボルトの電気供給を停止してもらう事から始めますので、そのための事前申請です。
申請には工事日程、作業内容、安全対策のため緊急連絡先などを細かく明記します。
又、工事には騒音も考えられますので、近隣の方々に説明とご理解をいただきます。

さらに工事中は全館停電になるため、テナント様にも説明及とご理解をして頂き、どうしても停電が難しいテナント様には発電機による仮設の電源で対応いたします。

各方面無事にすべての調整がでました。

やっと工事開始です!!
今回更新する受変電設備はキュービクル式で。
少し説明しますと。。。。

電力会社や変電所から供給される高電圧(6600ボルト)の電気をビル内で
使用できる100~200ボルトに変換する設備です。

また雷の侵入防止や漏電などによる事故を他に波及させないため、電気を遮断したり保護装置や計測装置、配電装置を内蔵している金属製の箱をキュービクルと呼んでいます。(写真参照)

さて!!
まずは東京電力の電気供給を遮断し、同時に仮設電源に切替をします。
これでテナント様も停電せず、電気が使えます。

早速キュービクルの解体に入ります。
機器類から配線関係を取り離します。


今回は屋上に設置されているにるので、クレーン車を使っての作業になります。

中身のトランスはとても重いので、少しずつ解体してクレーンで吊るしながら撤去します。

部品と本体を少しずつ・・・・

ゆっくり慎重に…


無事搬出後には新しいキュービクルの搬入と据付をやります。

これもクレーン車でゆっくり慎重…にいきます

その後は、しっかり土台に固定し据付後は切り離した配線関係をつなぐ作業にかかります。

接続後は正常に作動するか、電気の漏れはないか、確認のため耐圧試験です。

電気主任者、東京電力の最終確認を頂きいよいよ送電を再開します。
6600ボルトの送電は何度立会っても緊張しますね!!
送電後はテナント様の仮設電源から本設電源に切替
これですべての作業が終了です!!

問題なく無事に終わってホッとしました(笑)
電気トラブルは停電事故だけでなく、最悪は火災などにも発展します。

定期的な点検などで劣化の早期発見がとても大事なのです。

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