先日管理物件の受水槽室で漏水していると連絡が有りました。
巡回の予定を変更し早々に現地確認です!!
現地に着くと受水槽室の壁から水が伝って染み出ています。
壁に形跡がハッキリとわかります。
そのまま水の流れを辿って確認していくと、上の排水管を伝ってきているの事がわかりました。
さらにその上へと追いかけると、上層階のから配管を伝わり流れて来ているようです。
上層階でくわしく調査開始です!!
配管を覆っている被覆を壊して、細部ををチェックします。
この配管は塩ビ素材の上から、繊維を混入したコンクリートで固めた配管です。
塩ビ素材だけでは燃えてしまうので、不燃の被覆をすることにより耐火性が向上します。
これにより防火対象になるので、この配管の登場で工事期間の短縮、コストの削減が可能になりました。
塩ビ素材の上からコンクリート材を被覆していることから、正式には耐火2層管といいます。
われわれ業界では通称トミジ管と呼んでいますが、
どうやらこのパイプの発明者が樽川富治さんという方で、そこから命名されてようです。
さて、そのコンクリートの被覆を剥がして行きます。
むき出しになったパイプをチェックすると。。。。
配管接手の裏に亀裂を発見!!!
やはり想像通り、漏水している事が判明しました。
そこで亀裂に特殊なパテを埋め込み、紡織テープを巻き応急処置を施します。
完全に治ったわけではないので、後日オーナー様に接手部分の交換の提案をさせて頂く予定です。
取り合えず一安心ですね。
リロンでは24時間、経験豊かなスタッフが迅速に対応し、予算に応じた最適なご提案をさせて頂きます。
建物に気になっている箇所ある、またビル・建物管理に関する不満や疑問など、どんなことでもお気軽に、まずはご相談ください。
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