豊島区にあるテナントビルでUGSの設置工事を行いました。
UGSとは簡単に説明すると高圧電気設備(キュービクル)用のブレーカーで、波及事故を防止する為の設備機器です。
飲食店やオフィスなどが入り、大量(50kVA以上)の電力を使用するためにはキュービクルが必要になります。
その電気設備が故障を起こしたとき、近隣の建物に余計な電気が迷走してしまう事を波及事故と言います。
高圧設備で波及事故が起こった時、最悪の場合、地域一帯を停電させてしまうなど大惨事になります。
波及事故を起こした建物へ損害賠償が来るケースも少なくありません。
賠償額は数億円単位になります!!
その波及事故を防ぐ装置がUGS(Underground Gas Switch・地中線用負荷開閉器)です。
さて!
そのUGSの取り付けです。
東京電力の高圧キャビネット(ピラーボックスとも言いますね!)の中にこの設備を取り付けます。
キャビネットの外観
取付前
取付中
取付後
取付後に稼働試験をして工事完了です。
試験中
UGSを取り付けたことにより、今後波及事故を起こすリスクが取り除けたため、ビルオーナー様もとても安心して頂けました。
昔に建てられた高圧受変電設備がある建物にはUGSが無い建物も多く存在します。
もし波及事故を起こしてしまったことを考えるとその損害賠償は計り知れません。
こちらのブログを見ている所有者様、管理会社様 まだUGSの設置をされていない場合は早急な実施をご提案致します。
リロンライフパートナーズでは高圧設備の保守点検から工事まで行っております。
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