増圧ポンプ改善依頼
2014年04月9日
都内管理物件、オーナ様より増圧ポンプによる給水管直結工事の
改善依頼を受け現場調査をさせて頂きました。
築年数の古い雑居ビルで、受水槽、高架水槽の設備があり
水源をいったん下層の受水槽にため、その後ポンプを使って
屋上の高架水槽タンクへ上げて自然流下により各戸に給水する方式です
※画像参照)
改善依頼は増圧ポンプを設置し、給水管に直結して各戸に給水する方式に変更す
る内容です。
メリットとしては貯水槽を使用しないので、タンクの定期的な清掃が
不要になること。
又、貯め水ではなくなるので、衛生的にも改善されますし、
水質検査の義務付も不要になります。ランニングコストの軽減や
不要タンク部分のスペースの2次的利用もできるため、
古いビルではしばし行われ工事です。
調査結果と考察対象ビルは築年数から配管の老朽化が激しいため、
増圧ポンプ等の機械圧力が常時かかった場合の
耐久性や(漏水の危険性) 又、建築構造上のポンプ設置等に
経費が嵩むなど、オーナー様の費用的なメリッ トが無いということから、
本物件に関しては工事はお勧めできないと判断いたしました。
多くのビルオーナー様は、収支効率を1番に考え、
所有されているかと思われます。
私共はそんなオーナー様の立場にたって、
プロの目線 から最善のアドバイスをさせて頂いております。
リロンライフパートナーズで は、
ビル運営に関する様々なご相談を承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。