非常用発電機の疑似負荷試験ってなに?(東京都新宿区)


新宿区にある管理物件にて、非常用発電機(自家発電設備)の負荷試験に立ち会ってきました!

非常用発電機とは、停電などで建物への電力供給が止まった際に、スプリンクラーや消火栓ポンプなどの防災設備を動かすための発電設備です。
いざという時に確実に運転し続けるように、消防法に基づいた定期点検が義務付けられています。

非常用発電機の仕組み説明イラスト

その点検の中でも、実際の使用状況に近い負荷をかけて、発電機が正常に動くか確認するのが「負荷試験」です。
2018年の法改正前はエンジンが動くことを確認すれば良かったのですが、これだと発生するススが堆積していってしまうので、それを高温で焼き切って外に排出するため、負荷試験が義務付けられました。

非常用発電機の画像

疑似負荷試験機の画像

試験作業では、最初は負荷をかけずにエンジンを始動させ、電圧や周波数が安定しているかを最初に確認します。
負荷試験では、本来出せるパワーの30%以上の負荷をかける必要があります。エンジン始動後の数値確認後、段階的に負荷を上げて動作チェックしていきます!

試験中の計測器の画像

エンジンがフル稼働し始めると、現場には大迫力のエンジン音が響き渡ります! 約30分ほど大きな音が続くため、近隣の方々への事前告知はしっかり行います。
最後はエンジンを冷まして、すべての工程が完了です✨

負荷試験実施中の画像

非常用発電機は、文字通り「非常時」に備えるためのものです。万が一の事態に備え、法令に基づいた適切な維持管理を継続していくことが大切です!