先日の早稲田管理物件での事です。
共用部の照明がつかないと連絡を頂きました。
さっそく近くの巡回スタッフが現場に向かいます。
すると照明がまったく点灯してません。
これでは通路も暗く、入居者にも不便がかかります。
又、防犯上もよくありません。
そこですぐさま原因調査の開始です。
そうです!
リロンはこのような時こそが腕の見せどころなのです。
まずは電気が通電されてるかを確認します。
初歩的ですが、これを調べることにより対応が大きく変わります。
作業前
今回は通電されてないようなので、電気の大もとである分電盤を調べていきます。
分電盤には時間を管理するタイマースイッチがあり、時間になるとそれがONになり、マグネットスイッチに通電されて照明が点灯する仕組みです。
*マグネットスイッチってなあに??
通常モーターやエアコンなど大きな負荷かかる電源ラインに設置されます。
磁力により電気をON OFFして制御します。
実は大きな電気ではスイッチのON OFFはとても不向きなのです。
したがって、小さな電気を流すことにより電磁力接点を付けたり、離したりして電気のON・OFFをします。
大きな電流が流れての焼き付きなどのトラブルを防ぎ、頻繁な電気のON・OFFの対応が可能になります。
調べてみると10系統のうち2つに異常があり、1つはマグネットスイッチがチャタリングを起こしており、電圧降下をおこしていました。
そしてもう1つは、マグネットスイッチが完全に死んで絶縁不良をおこしておりました。
作業中
マグネットスイッチのチャタリング ???
聞きなれない言葉ですよね。
では簡単に説明させて頂きます。
今回の場合はタイマーから信号が届くと、マグネットスイッチの電磁接点が接触し通電が開始しされますが、経年劣化などで電磁接点がダメになり、非常に速いスピードで、接点が付いたり、離れたりを繰り返します。
すごい高速なので、初期は振動と音がで始めます。
これをチャタリング現象といいます。
2つとも使用年数が15年以上たっていたので、経年劣化が原因だと考えられます。
さっそくマグネットスイッチの交換作業です。
既存のマグネットスイッチの大きさと今回用意したマグネットスイッチの大きさが変わってしまったため、新規にボックスを設けてそこに収め作戦です。
移設後新品マグネットスイッチ設置
作業中拡大してみました
交換後は、試運転を行い問題なく点灯を確認しました。
作業後
照明がつかない なんか調子が悪い、照明を細かく制御したいなど
お困りのことがありましたら、是非リロンへご相談ください。
専門スタッフがお答えさせて頂きます。
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