受水槽。私も入社前何度か耳にしたことある単語。
耳で聞くよりは字で見た方がなんとなくイメージがつきますよね。
変わって、受水槽の『定水位弁』と言われたら、多くの方が何のことだろうと思うのではないでしょうか。
その定水位弁がどんなものか、交換工事に絡めて少しお話します。
定水位弁とは主弁と副弁の二つで構成されていて、主弁側の太い配管と副弁側の細めの配管が受水槽に繋がっています。主弁は本体、副弁はボールタップ等がついているスイッチのようなものです。
外観になりますが右側が主弁、左側が副弁です。
その仕組みについてなのですが、下記のような流れになっています。
- 受水槽の水量が減ると水位が下がり、ボールタップも下がり副弁が開く。
- 副弁給水管から水が抜けることにより、その水圧で閉じていた主弁が開く。
- 水道本管からの水圧がある為、主弁が開くだけで勢いよく給水される。
- 受水槽内の水位が上がると、ボールタップも上がる。
- ボールタップが上がり、副弁が閉まると副弁給水管が水で満たされ、その水圧で主弁が閉まり給水が完了。
簡潔に言うとこのような仕組みで、建物の利用者様が水を使用すると同じ事が繰り返し行われているような仕組みになっております。
今回はその主弁と副弁の交換工事の様子です。
パイプを切ってます。だいぶ古くなってしまっているのがわかります。
こちらは交換前と交換後の主弁部分の部品です
新しいパイプに生まれ変わりました。
保温材やカバーなどをして完成です。
定水位弁に不具合が生じると
- 弁が閉まらず水が流れっぱなし
- 弁が開かず水が出ない
- 異音や振動が発生する
などの不具合が生じます。
水と私たちの生活を繋げているパイプ。とても大事なものですよね。メンテナンスや定期点検の大事さを改めて知れた1日でした。
弊社では腕の良い知識豊富な業者さんが、いつも作業をしてくれています。
安心安全で価値を高める建物にするお手伝いを弊社でも行っております。
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