空調機更新工事の手順と注意点

今回は、空調機の更新工事の手順をご紹介します。

工事は以下の流れで進行します:

  1. 搬入経路の確認:まずは、室内機および室外機の搬入搬出が可能かどうかを確認します。
    適切な作業スペースがない場合は、必要なスペースを確保します。
  2. 養生:更新工事は、埃やゴミが発生するため、しっかりと養生を行います。
  3. 冷媒回収:次に、交換する機器から冷媒ガスを回収します。
    この作業を怠ると、フロン法違反になり罰則の対象になりますので、必ず行います。
  4. 空調機の取り外し・設置:冷媒回収後、室内機・室外機の配管接続部分を取り外し、既存の空調機器を取り外します。
    その後、新しい空調機器の設置を行います。

  5. 配管接続・化粧パネル・リモコン接続:新しい機器の設置が終わったら、配管を接続し、化粧パネルとリモコンを接続します。
  6. 真空引き作業・気密試験:配管接続後、漏れがないか確認するための気密試験を行います。
    問題がなければ、配管内を真空にする作業に移ります。
    『真空引き』と呼ばれるこの作業は、配管内の水分やゴミで空調機の故障を招かないようにする重要な作業です。
  7. 試運転:最後に、試運転を行い、室内機・室外機の温度が適切であることを確認します。
    問題がなければ、これで作業完了となります。

以上が空調機の更新工事の流れとなります。

新規の空調機設置作業も同様に行っておりますので、空調機についてのご相談や更新の依頼、設置が可能かどうかの疑問等がありましたら、お気軽にリロン株式会社までご連絡ください。

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