先日、大田区の管理物件で給水するための制御盤マグネットが故障したため、夜中に緊急対応し無事復旧致しました、というブログを書かせて頂きましたが、更なる断水で緊急対応がありました。
その時の様子はこちら(2017/03/01のブログ)
マグネットを交換した数日後に再度緊急の連絡が入りました。内容は前回と同様の減水警報による連絡でした。今回も夜中でしたが緊急で現場に向かい調査しました。前回交換したマグネット関係は正常に機能しているようで、受水槽も目視できる箇所は前回同様に問題ありませんでした。
給水ポンプも作動しており、その他設備も問題ない状況でしたが、なぜか受水槽内に水が少量しかない状態でした。
一度水道局からの給水を止めるバルブを閉めました。バルブを閉めるということは、給水を止めるということになるので、水道メーターは動かないはずなのですが、なんと勢いよくグルグルと回っているのです。
これは見えない箇所で漏水が起こっていることが想定できます。
漏水していると大抵の場合、周囲が水浸しになっているので発見も早いのですが、給水管を確認しても漏水はありません。。。
色々な状況をつぶしていくうちに、どうも地面の中の配管から漏水していることがわかりました。
地面の中のため、その配管を修理するには道路やコンクリートの部分を壊し調査する必要があります。
これには費用も時間多大にかかります。
そうだ!!水さえ受水槽にいれれば。。。。
そう考え直し・・・仮設で一次的になんとか断水を回避致しました。
【回避方法】
水道局の給水管から給水設備までのどこかで給水管が破損して漏水しているため、そこの配管を迂回してバイバスを作ります。
仮設露出給水管1
仮設露出給水管2 受水槽室内へ
そして外部の散水栓から仮設で給水管を引き、建物内の受水槽に露出で給水管を設置しました。
散水栓から仮給水1
散水栓から仮給水2
この作業により断水は無くなり、一時対応工事は無事終了致しました。
今回もなんとか断水を回避できました。
受水槽内仮給水管
今回はあくまでも仮設での対応なので本工事については、現在色々とオーナー様に提案しております。
パート3に続く・・・・・
今回も緊急を要する対応でしたが、弊社の経験と実績あるスタッフにより被害なく対応できました。
ビル管理は、いつでも緊急を要するものであり、断水、漏水の設備トラブル対応など、リロンでは様々のケースでの対応が可能です。
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