連結送水管の耐圧試験、圧力低下の原因と改修手法(東京都千代田区)

先日、管理物件の連結送水管の耐圧試験を実施した結果、圧力低下を確認。これを受け、改修工事を行いました。

連結送水管は、設置から10年経過すると、3年ごとの耐圧試験が義務付けられます。

この試験が圧力低下を示すと、連結送水管の配管のどこかに漏れ箇所があることを意味します。

今回の試験結果を受け、漏れ箇所の調査を行ったところ、地中の埋設部分が原因箇所である事が判明しました。

修理が困難な埋設部分のため、新たなルートで配管を再設置し、送水口の位置を変更する改修工事を行うこととしました。既存の埋設配管はそのままです。

改修後、耐圧試験で規定の圧力を維持し、工事は無事に完了となりました。

連結送水管は、建物各階への消防用水供給を迅速に行う役割を果たします。この供給が確実に行われることで、火災時の迅速な消火活動をサポートし、貴重な命や財産を守ります。しかし、配管は一定の耐久年数を持っています。経年劣化や使用条件の変化に対応するため、定期的な試験や改修工事が必要です。

 

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