入居テナントの方から「廊下天井から水が滴ってくる!」という緊急のお問い合わせをいただきました。
早速、現地で水の発生源を調査すると、なんと上階の床置きパッケージ空調機の問題でした。
漏水の原因とは?
実は、空調機が冷房時に運転する際に発生する結露水の排水管(=ドレン配管)に、ゴミやスライムが詰まっていました。
このため、水が溢れ出し、下階への漏水問題が生じていました。
今回はドレンの吸引を行い、詰まりを迅速に解消。さらに通水テストを実施し、詰まりの再発がないことを確認しました。
ドレン詰まりの恐ろしい真実
こちらのゴミやスライムには、時としてレジオネラ菌などの有害な菌を含んでいることがあります。
「特定建築物」に該当する建物では、これを防ぐために1か月に1度の点検・清掃が法律で義務付けられています。
トラブルを防ぐためのおすすめ対策
空調機のトラブルを未然に防ぐため、エアフィルターやドレンパンの定期的な清掃、そして数年に1度の熱交換器の薬品洗浄が非常に効果的です。
これにより、空調の効果が上昇し、節電効果も得られるので一石二鳥です。
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